Santoniの革靴を個人輸入しました

サントーニの内羽ストレートチップ革靴
ビジネスにおける男性用の黒革靴は、内羽根式のストレートチップが基本となっております。理由は冠婚葬祭を含む正式な場所でも使用ができる汎用性の高さであります。参考までに爪先の縫い目が直線であることから日本ではストレート チップと呼ばれていますが、アメリカなどではキャップを被せたような爪先ということでキャップ トウ(Cap Toe)と呼ばれることが多いと思います。

今回購入したSantoni(サントーニ@santoniofficial)の革靴は実は2足目であります。ちなみに同ブランドの革靴は作りが大きいというのが定説となっております。それを考慮して前回購入したのは今回と見た目が同じでワンランク下のモデルで、足の実測でUKサイズ5.5に対して4.5という無謀に小さい革靴でありました。

当時購入したのは実店舗のセール品で、3万円ほどのお値段であったと記憶しております。試着時には何とか靴に足が入ったので大丈夫かと思われたのですが、履きこむほどに両小指の爪の負担が増して最後には内出血をいたしました。それでも大して役に立たないシューストレッチャーなどを使用して悪あがきを試みましたが、最終的に諦めて15,000円(予想外の高値)で売却しました。

そういった経緯もあって、黒のストレートチップを1年以上探し続けておりました。しかし使用する機会は少ないものの、正式な場面での使用が前提なのである程度の品質や外見を重要視する必要がありました。さらに国内における定価が6万円以上の商品で、なおかつ販売価格が3万円以下という条件で国内外のサイトを探しました。
サントーニの内羽ストレートチップ革靴
最初はイギリスのChurch'sを中心に探しましたが、円安の影響などで4万円以下での購入は不可能でした。そしてようやく先日、イタリアのB-exitというサイトで上記のモデルを見つけました。価格が172.5ユーロ(約21,000円)で、これに送料(19ユーロ)と関税が加わる計算です。参考までに品番の表記はMCDUP6981JB1IVINN01となっており、国内価格は7万円~8万円であると思われます(定価365ユーロ・約44,000円)。

注:)2019年より発効した日欧EPAにより、革靴の関税は段階的に廃止される予定です。2019年8月の時点において革靴が欧州原産であることを証明する書類などがあれば、購入金額の17.7%が関税として適用される場合もあるようです。

サントーニの内羽ストレートチップ革靴
サイトの説明によると199ユーロ以上の購入は送料が無料となり、さらにクーポンの使用で10ユーロ オフの特典が付いていました。しかし送料を無料にするには金額が足らないので、飼い主(妻)も同時に靴を購入することにしました。そして商品はEMS(国際郵便)で1週間後に日本に到着しました。合計金額は4,300円の関税など含み、当初の予定通りの3万円弱で落ち着きました。

サントーニの内羽ストレートチップ革靴
この革靴はマッケイ製法で作られています。グッドイヤーウェルト製法で作られているものは10万円を超える価格となります。fatte a mano(ファット ア マーノ・手作り)は以前は高級ラインに表記されていたようですが、現在はよくわかりません。また、替え紐と靴を入れる袋が付属品として同梱されておりました。

Santoniのサイズに関しては試着してから購入することが望ましいのですが、近年は通販による購入も増えた関係もあるのでおよその目安を記載します。ただしイギリス(UK)表記に対応しているものであり、EU表記に関しては不明です。そして私が所有するSantoniのスニーカーも同様のサイズ感でした。

日本
(cm)
24.5 25.0 25.5 26.0 26.5 27.0 27.5 28.0 28.5
イギリス
(UK)
5 5.5 6 6.5 7 7.5 8 8.5 9

上記のサイズ表はあくまで私見に基づいた予想であり、メーカー発表値ではありません。目安としてはハーフサイズ下げると丁度良い感じになる印象です。UKサイズ6で購入したこの革靴は若干大きいので、薄い中敷きを入れてサイズを調整しております。ちなみに私の足のサイズは実寸で24.5cm、普段の革靴は幅広の足なので25.0cmを着用しております。


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