40代メンズのデニムはお尻のカッコ良さで選ぶ


ファッションは前からの外見が7~8割で、残り2~3割は後ろからの外見になります。一般の方々は前からの外見しか気にしませんが、玄人さんは必ず後ろ姿もチェックいたします。特に臀部のパンツのゆるみ具合は、男女を問わず入念にチェックします。

40代にもなりますと臀部の筋肉は鍛えていない限り垂れ下がってまいります。その上に臀部が緩いパンツを履きますと、後ろ姿が10歳は老けて見えます。また女性にとって男性の臀部はセクシーさをアピールするポイントでございます。お尻が緩んだパンツはカッコ良く見えないので減点要素にもなります。

デニムのサイズは基本的に通常のパンツと同じサイズを選択いたします。ただしコットン100%は伸びにくいのでウエストがキツい場合はワンサイズ上げたほうが良いかもしれません。ストレッチ素材が入っている場合は通常のサイズで問題無いと思います。

そして前ボタンを閉じて履いた状態で臀部をチェックします。鏡を使ったり他の人に見てもらえれば良いのですが、ご自分でもチェックすることは可能です。最も簡単な方法は立った状態で、以下のように親指・人差し指・中指で臀部の下の余った生地を後ろからつかむ方法です。


・5本指で鷲づかみできる

残念ながら後ろ姿は相当イケていません。

・中指が完全に隠れる

臀部の形によっては緩んで見えます。

・中指の第二関節の長さ

このあたりからカッコ良く見えはじめます。

・中指の第一関節の長さ

かなり良い感じの後ろ姿になります。

・つかめない

イヤらしさ全開の玄人さん向けです。

参考までに近年のイタリア製パンツは足もキレイに見えますが、臀部もフィット感があって後ろ姿もキレイなデザインになっております。一方でアメリカ製ジーンズは生地の裁断が直線的であり、お尻の生地が余る傾向があるので後ろ姿はそれほどイケておりません。

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