Tシャツをパンツにインするメンズ スタイル

Tシャツをパンツにイン
Tシャツをパンツにインするかどうかといった議論は、カッコ良いか悪いかの問題では無く個人の好き嫌いが原因の場合もあります。それはポロシャツの裾のイン・アウトや、男性革靴を素足で履くか否か議論と似たようなものでございます。ちなみに革靴の素足に関しては女性視点による好き嫌いのお話であり、男性が素足で革靴を履くのが嫌いな女性の多くは単に石田純一氏がお嫌いであることが理由であったりします。

例えばTシャツを長袖シャツのインナー ウェアとして着用する場合、多くの方々は長袖シャツの裾は外に出してもTシャツはパンツにインをされると思います。このケースではTシャツは防寒や汗対策などの機能を持つ下着なので、外に出しては意味がありません。同様にTシャツの上に革ジャンやダウンジャケットを着る場合でも裾はインしたほうが自然な印象になります。

一方でTシャツ1枚のスタイルの場合は機能性はあまり関係が無いので外見のお話となります。そして外見を最も悪化させるのはオーバーサイズのTシャツとハイウエストのパンツの組み合わせであります。これはTシャツ1枚をパンツにインしていた時代であっても無かったスタイルで、男性の年齢にかかわらずだらしなく見えてしまいます。

それらを避けてTシャツ1枚でパンツにインするスタイルを完成させるためにはいくつかの条件があると思います。1つ目は細身で着丈が長くジャストサイズのTシャツで、特にウエスト部分が絞ってあるような形状が良いと思われます。これによってだらしない着こなしが解消されます。また薄い生地のTシャツは肌が透けたり高級感に欠けるので避けたほうが無難です。

2つ目は標準体型+胸部>腹部といったマネキンのような体型がベストであると思われます。この体型は20代のヤングなメンズに多く、40代ともなりますと胸部<腹部となりがちなので着こなしのハードルが上がります。また細すぎてもダメなのである程度の筋肉は必要となります。

3つ目はパンツの形状や色で、特にカーキやブラウン系の色とホワイト Tシャツの組み合わせは映画などで見かけるアメリカン ミリタリー スタイルの将校のイメージに近くなります。またパンツの股上はあまり浅いとTシャツの裾が出るのでノーマルライズ程度が良いと思います。

結局のところフォーマル スタイルであれば確固とした着こなしルールが存在するので問題ありませんが、Tシャツの裾に関しては自由度が高いカジュアル スタイルであるために様々な意見が飛び交うわけであります。またこの問題に関しては海外でも議論に上ることがあるようですが、概ね上記のような点に注意して他人の目を気にしなければ問題なしとの結論となっている模様です。

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