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テーラードジャケットのコーディネートは無地の3色をマスターする
ウエアを購入する際にはカッコ良さより合わせやすさに重点を置くことが必要でございます。例えばセール品のカッコ良いテーラードジャケットでもあっても、他のアイテムと合わせにくいことが予想される場合は購入すべきではありません。
そして合わせやすさを追求すると3色以下のコーディネートに落ち着くことになります。しかし色使いまで説明しているメディアは少ないので、大雑把な例をご紹介させていただこうかと思います。参考までにインナーはTシャツ・長袖シャツ・タートルネックを想定しています(〇△×は合わせやすさ)。
テーラードジャケットを使用した3色のスタイルは上記写真のような3色が基本となります:白(ジャケット×インナー〇パンツ〇)青(ジャケット〇インナー〇パンツ×【ジーンズは〇】)茶(ジャケット△インナー×パンツ〇)。
ベージュ(ジャケット〇インナー〇パンツ〇)は多くのアイテムに合わせやすい色でございます。特に白と組み合わせた場合、一気に上級者風味のスタイルに変身する可能性を秘めております。
緑(ジャケット△インナー△パンツ×)は一般の方々には難しい色です。緑のスーツはカッコ良いと勧めるメディアもありますが、そんな色のスーツは着ていく場所が無いのが現実です。
ボルドー(ジャケット〇インナー×【タートルネックは〇】パンツ×)のジャケットは、洗練された色としてイタリアなどで見受けられます。茶のジャケットよりは合わせやすいのですが、流通量が少ないのが難点です。
黒(ジャケット×インナー△【タートルネックは〇】パンツ×)はファッション関係者で内輪ウケしている色であります。一般的にはグレー(ジャケット△インナー△【タートルネックは〇】パンツ〇【コットン素材は×】)などと合わせると、いかつい外見が和らぐこともあります。
同じ黒でも首の周辺が引き締まって見えるタートルネックはエレガンテな印象となります。黒タートルネックとネイビー ジャケットの組み合わせは玄人さん向けとなります。
いずれにしても3色コーディネートは、合わせやすい〇のアイテムをテキトーに選んで組み合わせればそれなりに見える利点があります。また2色に減らしても問題はありません。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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