ボタンダウン シャツは40代にはあまり似合わない

ボタンダウンシャツのメンズスタイル
私はボタンダウンシャツを直近の10年でも合計3枚しか購入しておらず、着用する機会もほとんどありません。とは言っても過去には様々な装飾が付いたシャツを試しており、最終的に何の装飾も無い白または青のシャツが最もカッコ良く見えるとの結論に到達しただけでございます。

近年になってようやく日本でもアメリカ由来のボタンダウンシャツはカジュアル アイテムなので、ビジネスシーンには適さないとの認識が浸透してまいりました。特にネクタイ着用時のトンネル状に歪んだ襟の形状は、お世辞にもエレガンテとは言えません。

その一方でキレイ目のカジュアルスタイルがお好みの若者さんにとっては有効なアイテムと言えます。ジャケット着用時でも襟は乱れませんし、ある程度の清潔感は醸し出すことも可能です。

しかし40代の皆様にはあまりオススメできません。その最も大きな理由はシャツが安っぽく見えるからです。特に高価なスーツやテーラードジャケットと組み合わせた場合、それらの外見の価値が半減いたします。

さらにブルックスブラザーズに代表されるアメリカ製のボタンダウン シャツの場合はシルエットが長方形なので、日本人の体型ではウエスト部分の生地がダブつきます。そしてそれがシャツ単体のスタイルにおいて老けて見える原因ともなります。

ちなみにビシッとしたビジネススーツにボタンダウンシャツを組み合わせている50代以上の男性は、アメリカかぶれの面倒くさい人物の可能性があります。仮にその方が「例えばアメリカでは……」と切り出すようであれば、ほぼ決定でございます。

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