ネクタイはブランドや素材や長さに応じて結び方を変える

スーツとブルーシャツのコーディネート
ネクタイはお好みに応じた結び方でもそれほど問題は無いのですが、キッチリと結びたい方もいらっしゃるかと思います。しかし完全な逆三角形+ディンプルなどはネクタイの素材やデザインに依存する要素もあるので、目指す必要性はありません。

ちなみにネクタイの結び目はご自分で思うほど他人は気にしておりません。また完全を求めない「不完全の美」といった概念もあるので、イタリア人のようにテキトーに結んでも特に問題はありません。

一般的な男性の場合、ネクタイは初めて覚えた結び方をそのまま使い続けることが多い印象です。したがってネクタイのデザインによっては結び目が大きく(小さく)なりすぎたり、結んだあとの全長が長く(短く)なりすぎることがあります。

そして様々な種類のネクタイに対応するためには、最低でもプレーンノットおよびセミウィンザーノットの2種類の結び方が必要となります。特にニット素材やウール素材のネクタイにはプレーン(シンプル)ノット以外では上手に結べないと思われます。

なかでも素材やデザインが多様なイタリア製のネクタイは、ブランドによって結び方を変えることをオススメいたします。例えばマリネッラは、プレーンノットまたはダブルノットで結ぶことがブランドで推奨されております。


タイユアタイに代表されるボトルネック状のデザイン(上記赤枠)は、セミウィンザーノットのほうが結び目が適切なサイズとなります(厚い生地は不可)。また全長が長い場合はウィンザーノットでも結び目と長さのバランスは良いと思います。

How To Tie A Necktie | Different Ways Of Tying A Tie | Ties.com
参考までにネクタイの結び方は西洋では数多く紹介されており、従来の結び方に満足できない場合は上記のようなサイトを参考にしてもよろしいかと存じます。

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