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40代メンズが着るビッグ シルエット・ワイド パンツの問題点
大きめのサイズ感のウエアは、一般的に身長170cm以下の方にはオススメしかねます。このスタイルは一部のファッション愛好家の間では人気があるようですが、これといった長所も無い印象です。
彼らからは体型を隠すことが長所であるといった意見も聞きますが、そもそもオシャレを目指す方々には「体型を隠す目的で服を選んではいけない」という男女共通の鉄則があります。
特に中年以上の方々が体型を隠すための衣服を着た場合、油断や安心感から加速度的に体型が崩れます。そしてそのような目的の衣服で、カッコ良く見えるものは存在しません。
社会的地位も確立されている40代の方々のファッションは、だらしなく見られないことが大前提です。これは対外的な立場の関係上、誰に見られても問題無い着こなしが必要となるからです。
その観点からはビッグ シルエットは不適切なスタイルと言えます。例えばワイド パンツは股上が深いので、シャツの裾をアウトしないと外観が悪化します。その結果、だらしなく見える上にテーラードジャケットは合わせられなくなります。
またワイド パンツは、平均的な身長の方々でも短足に見えるという致命的な欠点を抱えています。その理由によって裾が長めとなり、一昔前の裾を引きずるような着こなしになりがちです。
それでも長身の方がビッグ シルエットのコートを着るとカッコ良く見えるのは間違いありません。しかしその場合もコート以外はジャストサイズで合わせないと、コートの印象が薄れて単なるサイズ間違いのファッションとなるので注意が必要です。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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