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ウエスタン デニムシャツのメンズ コーディネート
私はウエスタン デニムシャツの裾はインでもアウトでもOKという考え方でございます。一般的にもどちらが正解というわけでもありません。しかしブルゾンやテーラードジャケットを着用する場合はインを推奨しております。
近年のウエスタン デニムシャツはデザインや素材などが多様化しております。とは言ってもそれらの多くはジーンズと同じ素材なので、耐久性に優れたカジュアル シャツであることには変化はありません。
そして本家のアメリカでは薄いブルー(スカイブルー)の比率が高いのですが、イタリアンやフランスを含む数多くのブランドでは他色の展開も多いので下記のようにジーンズとの組み合わせを試してみました。
上記のスタイルにウエスタンブーツを合わせれば、アメリカン カウボーイの着こなしに近くなると思います。乗馬することが多いカウボーイは、裾は邪魔なのでジーンズにインをします。また腕を保護するために腕まくりをせずに袖ボタンも留めています。
加えてアメリカでは作業着としてもよく見かけるファッションですが、それらは動きやすさを優先するためにシャツとジーンズのシルエットは緩めとなります。昔の映画の刑務所の囚人スタイルとしても印象に残っている方もいらっしゃるかと思います。
ちなみに上記に暗色系のブルゾンやレザージャケット、あるいはブルー系のテーラードジャケットと組み合わせると上級者向けとなります。そしてブルー系の色で全身を統一したい場合には有効なスタイルとなります。
アメリカ人はあまり着用しないホワイト ジーンズは、多くのイタリアのファッション関係者が好むアイテムです。そして上下デニムであっても、この組み合わせはイタリアン スタイルと呼べると思います。
さらにこの色の組み合わせは、近年のイタリアにおいてサマー スタイルとして時折見かけるようになりました。しかし湿度が高い日本の夏季では暑すぎるので、どちらかと言えば避暑地に適している印象です。
無地のホワイトやベージュのシャツは白シャツの代替ともなり得ます。これは挑戦的なスタイルなので難しい感じですが、ジャケットと合わせればそれなりの外観となります。
ブラックのシャツとジーンズの組み合わせはモードであり、ロックでもあります。特にこのスタイルは長身の方や長髪の方にお似合いになります。その際には黒ブーツなどの革靴と合わせると完成します。
参考までに上記のスタイルに共通して重要なアイテムはベルトでございます。バックルが大きめで幅が太いウエスタンベルトはカウボーイの印象が強くなるので、細い幅のヨーロッパ風のウエスタン ベルトやパッチワーク ベルトなどを合わせると良いと思います。
またイタリアなどのヨーロピアン ブランドのウエスタン デニムシャツでは、日本人には袖が長い場合があります。上記で使用している一部のシャツも長かったので、それらはすでに袖口から9cmほど詰めています(加工料金:2,000円前後)。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
© 2023 やさぐれスタイリスト
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