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パンツ丈は座った姿勢の長さも考慮して決める
一般的にパンツは購入後に長さを詰めることになりますが、その後の修正ができないので悩むところでございます。カジュアル パンツであれば、上記のようにくるぶしが丁度隠れる位置で詰めるのが現代風であります。
しかし着座姿勢が多い環境においては、座った場合の長さも考慮する必要があります。これは女性のスカートの長さと同様で、座った姿勢でパンツ丈が短すぎると礼節に欠けた人物に見られる可能性があるからです。
くるぶし丈で詰めたパンツは着座すると上記のような長さとなります。この長さはくるぶしの上まで足が露出するので、中途半端な長さの靴下を履くと脛が見えて外観が悪化します。したがって長めの靴下またはアンクルソックスと合わせます。
ビジネス スーツのパンツ丈は、着座姿勢における長さの確認が必須となります。特にビジネス シーンにおいてはすね毛が見えない長さが必要です。そして長い靴下であっても、ずり下がることがあるので注意が必要です。
上記のカジュアル スーツのパンツ丈は、くるぶし丈より若干長くしています。そして立位におけるパンツ丈は今風の長さですが、着座するとかなり短く見えるのでビジネス シーンにはあまり向かない印象です。
これが理由でビジネス スーツのパンツ丈は長めとするのが基本となります。巷にはビジネス スーツのパンツ丈が長いとダサいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、仕事着はカッコの良し悪しではありません。
一般論として裾幅18cm以下やスキニーやストレッチ素材のパンツは、パンツ丈が短い方が適切であると思います。あとはお好みやパンツを履くシーンに合わせて、店員さんにお尋ねになられるとよろしいかと存じます。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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