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ポロシャツをおじさんが着れば、やっぱりおじさんに見えます
ポロシャツは元来スポーツ ウエアであり、そのカッコ良さは体型に依存します。むしろポロシャツは、無理をしてまでカッコ良く着こなす必要が無いアイテムでございます。難易度から言えばスーツ スタイルの2倍以上は難しいと思います。
そして夏季にはファッション メディアがおじさん風に見えない着こなしと言って紹介しますが、若者さんであってもポロシャツをカッコ良く着こなす方々は少数です。何故なら若者さんのように体型が薄い方々もカッコ良く見えないからです。
したがって「おじさん=カッコ悪い」という図式は成立しません。それであれば「ポロシャツをカッコ良く見せる着こなし」とすれば問題無いわけですが、どうしても彼らは「おじさん」にこだわりたい模様です。
一方で男性より外見に敏感な女性の皆様は、ポロシャツには見向きもしません。彼女たちはポロシャツをオシャレ着とは考えておりませんし、他にもウエアの種類が多く存在するので無理をしてまでポロシャツを着る理由もありません。
加えて仮にポロシャツがカッコ良ければ、テレビでお見かけする芸能人の方々が着ていても不思議ではありません。しかし実際にはポロシャツを着てテレビ出演される芸能人の方々はほとんどお見かけしません。
私の場合ポロシャツ単体のスタイルでカッコ良く見せることが難しいので、夏はTシャツ スタイルのほうが多くなります。そして夏季の一般的なビジネス スタイルにおいても、ポロシャツは適さないと考えております。
ちなみに上記のコーディネートは、ゴルフプレイヤー向けといった印象です。カモフラージュ柄は景色に溶け込むので悪目立ちしませんし、白パンツもゴルフ場では視認性が高い利点があります。
結局のところおじさんにとって、ポロシャツで若く見せたりカッコ良く見せることはできません。そして本気でカッコ良く着こなすことをお考えであれば、上腕二頭筋と三頭筋を鍛えて太くするのが一番の早道であると思います。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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