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Jutta Neumann アリスの履き慣らしについて
玄人さん好みのユッタニューマンのサンダルは、痛みや出血に関する話題を必ず耳にします。私が購入した店舗の店員さんも「購入した翌日に1時間歩くとか無謀なことをしでかしまして、そのシーズンは2度と履けませんでした」などと、嬉しそうに語られていらっしゃいました。
逆にそういった心構えや知識が無い方々が同ブランドのサンダルを購入した場合、短期間で諦めて履かなくなることもあります。それは日本語訳の説明書を添付すればある程度解消できるのですが、それすらも販売する側で行わなれないところが玄人仕様と言われる所以です。
私が購入した個体は左足のストラップが非常に固く、特に甲側のストラップの付け根部分(土踏まず部分)は固いゴムのようでした。加えて全般的にストラップが固かったので、外で履くのは諦めて屋内履きとして調教を始めることにしました。
最終的に1ヶ月間毎日履き続けた時点でかなり柔らかくなったので外履きデビューしました。その日はいきなり2時間程度は歩いたのですが、出血も水ぶくれもすることはありませんでした。その後も普通に履いていますが、特に痛みなどはありません。
このアリスのような幅広ストラップ サンダルの特徴は、ストラップの角が皮膚に当たらないことにあります。したがって1点に擦れが集中することがないので、一般的なサンダルのような靴ずれは発生しません。
一方でストラップの裏面では広い面積で擦れる可能性があり、それが水ぶくれの発生の原因になると思われます。しかし英語の説明書にあるようにワセリンなどを予め塗布すれば避けられると思います。
履き心地に関しては「サンダル界のロールス ロイース」とは言われていますが、それは言い過ぎといった印象です。そもそもロールス ロイスの乗り心地はそこまで良くありませんし、どちらかと言えばゴム底の革靴といった感じです。
しかし足に密着するという点においては、踵をストラップで固定するタイプのサンダルと同等であると思います。これによって歩行時に踵がパタパタすることも無く、ソールの踵部分の摩耗も少なくなります。
服との合わせやすさに関してはまったく問題は無く、むしろ調教の甲斐があったと思います。そして履き込めばさらに足に馴染むので、今後3シーズン以上は余裕で履き続けることができそうです。
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ユッタ ニューマンのサンダル(アリス)を購入しました
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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