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40代メンズのロングコート冬スタイルはインナーで解決する
冬季は国内でもロングコートの着用率が上がりそうに思われますが、実際はジャケット類を多く見かけます。特に国内ではダウンジャケットの着用率が高い印象ですが、それらは電車移動や建物の中に入ることが多い東京や大阪などでは暑苦しい場合があります。
一方でコートは体感温度の調節が容易なことに加え、ダウンジャケットとは違って脱いだときに折り畳むこともできます。以上のような理由から私はロングコートを40代の方々にオススメするわけであります。
しかしながら一般企業にお勤めの方々にとって、ロングコートはスーツの上から着用するビジネス スタイルのイメージが定着していると思われます。それをカジュアル スタイルで着こなすためには、ロングコート単体で着用する必要があります。
簡単に言えばテーラードジャケットの代わりに、同じサイズ感のロングコートを着れば良いことになります。そうなりますとカジュアル シャツやタートルネックなどのインナーを合わせる必要があります。
つまりインナーを合わせられないとロングコート単体のスタイルは難しいことになります。これはテーラードジャケットのスタイルとまったく同じであり、逆に言えばテーラードジャケットを着こなせる方であれば簡単に移行可能です。
長袖シャツに関しては上記のウエスタン デニムシャツが最も簡単です。このシャツは生地が厚いので暖房が効いた室内であれば、コートを脱いだ際にもそれほど寒さは感じません。
冬の外気温が低い地域にお住まいの場合は、タートルネックを中心に合わせると良いと思います。特にウールコートと厚手のタートルネックは、適当に合わせてもそれなりに見える組み合わせです。
参考までに上記のようなシンプルなタートルネックのスタイルは、多くの種類のコートと合わせることが可能です。とりわけグレーのタートルネックは汎用性が高いので1枚はお持ちになっても良いかと思います。
ウールコートと襟が無いトレーナーなどと合わせる際には、スカーフやマフラーを着用すると首部分の皮膚が擦れるのを防ぐことができます。また、それらは寒い室内でコートを脱いだときにも首に巻くことで寒さをを防げます。
ちなみに背中の裏地が無いロング コートは、摂氏5度を下回るような環境では確実に背中とお尻に寒さを感じます。したがって最初の1着は、裏地付きのロングコートを購入されたほうがよろしいかと存じます。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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