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初心者には難しいデニムジャケットのメンズ コーディネート例
デニムジャケット(ジージャン)は、オシャレ アイテムとしては合わせるのが難しい部類に属します(普段着であれば問題ありません)。そもそもそれはデニムジャケットに限らず、何を合わせたら良いのか迷うようなアイテムは難しいのでございます。
そして最も合わせやすいデニムジャケットは、定番であるインディゴブルーのショート丈と思われます。逆にオーバーサイズ・薄いブルー色・着丈が長いといった特徴のデニムジャケットのコーディネートは、それほどオシャレに見えません。
着こなしの注意点としては、一般的なデニムジャケットは袖が長いので袖を折り返したり場合によっては詰める必要があります。前ボタンに関しては一番下のボタンを外すと、腹部に余分なシワが出来にくくスッキリして見えます。
ホワイト パンツ(ジーンズ)との組み合わせは失敗しにくいので、このスタイルで見栄えがしないのであれば他のアイテムでも難しいと思います。またインナーを襟付きシャツにすると、多少なりとも洗練されたスタイルに見えます。
比較的まとまりやすく試しやすいコーディネートは、グレー スウェットパンツとの組み合わせです。インナーを外に出す場合は前ボタンを留めると、意図的にインナーを出しているという意思表示になるのでだらしなく見えません。
40代の方々はウール パンツと組み合わせると年齢に相応しいスタイリッシュな印象になります。特にフランネル素材(冬季)のパンツは、色を問わずデニムジャケットと相性が良い感じです。
意外と使えるのがタートルネックとの組み合わせです。さらに長袖インナーを着用すれば3枚の重ね着となるので、ある程度の防寒性も確保することが可能です。タートルネックをお持ちの方であれば試す価値はあるコーディネートです。
上級者向けであるコートとの組み合わせは、ヨーロッパ風の重ね着スタイルです。ショート丈のシャツジャケットでもデニムジャケットの代わりとなります。そして無地のアイテムで構成すれば大きくは失敗しないコーディネートではあります。
いずれにしてもデニムジャケットは、体型に自信がある方以外は簡単にカッコ良くなるアイテムではありません。初心者の方の場合は、オーバーシャツやシャツジャケットを使ったほうが遥かに見栄えがするスタイルになると思います。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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