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サンダルに靴下を履くのかそれとも素足か
近年夏になりますと、サンダルに靴下を履いている方々をお見かけすることがあります。それがオシャレ目的なのかどうかは不明なのですが、私個人的にはサンダルは素足で履くことにしております。
そもそもサンダルの特徴は物理的や見た目の涼しさであり、靴下を履くとそれが失われることになります。また上記のようなサンダルの形状では、あまり一般的ではない先割れ靴下を着用する必要があります。
加えて日本は家屋では靴を脱ぐ文化なので、サンダルに白い靴下を履くと屋内では汚れが目立ちます。さらに雨が降ると靴下が濡れた雑巾のようになるので、履き心地も見た目もかなり悪化します。
その一方で靴下を履くと靴ずれが起きにくいことや、冷房の効いた屋内では足が冷えるのを防ぐことができます。しかしサンダルから見せる靴下がオシャレであるという概念はメンズファッションからは外れています。
ちなみに近年におけるこのスタイルの発祥は英語圏であると思われます。特にアメリカの場合は、年間通してTシャツ+短パン+サンダルの三点セットで世界中に出かけていくほどサンダル好きの文化であります。
そのスタイルに肥満も加わってダサいファッションとして世界中で嘲笑されているわけですが、それに靴下(とりわけハイソックス)が追加されたことによって評判にとどめを刺す結果となっている模様です。
その反面アメリカ国内でもサンダルに靴下を履いているのはシニア世代・オタク・ドイツ人観光客(ダサいと思われている)などと言われ、決して一般的なファッションスタイルとは言えない印象です。
いずれにしても40代の皆様がサンダルに靴下を履いた場合、あらゆる方面から抗議を受けることが予想されます。そして特に試す必要も無いので、素直に素足でサンダルを履いたほうがよろしいかと存じます。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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