最新の投稿
リネンシャツ+リネンパンツのメンズコーディネート
夏向けの外観および実用性を兼ねた素材と言えばリネンでございます。逆にコットン素材を使用したチノパンに代表されるパンツは暑苦しい外観に加え、実際に暑いので夏向けとは言えません。
リネンシャツやリネンパンツの多くはシルエットが緩いので、余裕がある着こなしに見えることに加えて着用が楽でもあります。さらに速乾性もあるので実用性も兼ね備えています。
しかしリネン素材はシワになる……とおっしゃるのは、恐らくリネン素材の着用経験が少ない方々と思われます。逆に言えばシワになるというのは周知されているので、シワを放置して着用してもそれほど問題にはなりません。
とは言ってもリネン素材のシャツとパンツを同時に着用する方々は国内ではあまりお見かけしません。それはテーパード シルエットなどの足が綺麗に見えるリネンパンツの入手が難しいことが一因です。
実際にそれらを着用してみると、それほど悪くない外観に仕上がったような感じがあります。また30度前後の気温であれば、体感温度は短パン+Tシャツと大差はありません。また、袖はまくり上げると着こなしている印象になります。
このスタイルの場合、柄物より単色アイテムのほうがリネン素材を強調することができます。さらにテキトーな色を組み合わせても、リネン素材であればそれなりに見えるような気もいたします。
スタンドカラーのリネンシャツは裾を出したスタイルのほうが良さそうですが、ノーマルカラーの場合は裾をインしたほうがエレガンテに見えます。このスタイルにおいてはベルトが重要であり、アクセントを付けるために装飾があるものが良い感じです。
結局のところ、リネンシャツ+リネンパンツの組み合わせはパンツのシルエットに気をつければ大人のサマースタイルになり得ると思います。そして40代以上の皆様は、シャツ購入の際には派手な色を選択されるとよろしいかと存じます。
【関連記事】
BARBA(バルバ)のリネンシャツを購入しましたOFFICINA36(オフィチーナ・トレンタセイ)のリネンパンツを購入しました
ココをClick→記事タイトルとURLをコピー
経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
© 2023 やさぐれスタイリスト
コメント
コメントを投稿
Spam comments will be removed