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パンツの裾をダブル仕上げにする場合は裾丈は短めが良い
パンツの裾の仕上げ方はこだわる方にとっては重要ですが、一般的には長さの方が外見に影響します。私はカジュアル パンツはジーンズと同様のたたき仕上げにしており、スーツのパンツやテーラードパンツはダブル仕上げにしています。
またダブル仕上げにする場合は、カジュアル パンツであっても革靴を履くことを前提となります。逆にスニーカーのスタイルの場合、ダブル仕上げはあまり合わないのでたたき仕上げが中心になります。
そして以前購入した上記のテーラードパンツは、革靴と合わせるためにダブル仕上げにしていました。しかし写真で見ると膝下の生地にシワが寄り、外見がいまひとつエレガンテでは無いと感じていました。
これは恐らく私自身しか気にしていないとは思いますが、原因は裾丈が長すぎることにありました。ダブル仕上げは裾の折り返し部分の生地が厚く固くなるので、裾が長いと折り返し部分の上部にシワができやすくなります。
加えて横から見た時に折り返し部分が折り曲がると、ダブル仕上げの特徴である綺麗な直線が歪むことになります。そういった理由により、ダブル仕上げからたたき仕上げに加工し直しました。
同じダブル仕上げでは生地の長さが足らないので、たたき仕上げにしましたが膝下のシワは解消されています。この長さであればダブル仕上げでも問題無いので、最初からこうしておけば良かったわけです。
いずれにしてもカジュアルパンツの裾丈は、迷ったら短めに加工したほうが外見は向上します。とは言ってもパンツの裾まで見ている方々は少数なので、最終的にはご自分の好みで決められるとよろしいかと存じます。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
© 2023 やさぐれスタイリスト
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