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ジーンズに合わせるテーラードジャケットはコットン素材
テーラード ジャケットとジーンズのコーディネートは、近年あまり見かけなくなりました。それは時代が変化し、テーラード ジャケットはもとよりジーンズも人気が低下してきたことも影響していると思われます。
また若者さんたちはカッチリとしたテーラードジャケットをあまり好まない傾向があり、このスタイルはどちらかと言えば50代以上のメンズ向けといった印象です。それでも着こなし方法によっては現代でも通用するスタイルではあります。
その前提としてテーラードジャケットは、袖の長さを含めて体型にフィットさせる必要があります。極端に言えば、着心地を犠牲にしても構わないくらいの覚悟で選ぶほうがカッコ良さは向上します。
ジーンズは細身のほうが全体的なシルエットが引き締まって見えるので、太めのものは避ける必要があります。また裾はくるぶしが丁度隠れる位置の長さもしくはそれより短くし、裾のダブつきはNGとなります。
そしてテーラードジャケットの素材が意外と重要です。私は様々なテーラードジャケットのスタイルを試していますが、なかでもジーンズとウール素材のテーラードジャケットは相性が悪いことがわかっています。
一般的にウール素材のテーラードジャケットは高級感があり、それと無骨な外観のジーンズを合わせると上下の統一感が失われます。それはまた、それぞれの素材の持つ質感が異なることにも起因しています。
そういった理由から、私はカジュアル感があるコットン素材のテーラードジャケットを推奨しております。逆に言えばこのスタイルは、高級感を感じさせる外観には仕上がらないという意味でもあります。
参考までにリネン素材のテーラードジャケットとジーンズは相性が良さそうです。特にジャケットの袖のシワとジーンズのそれが上下でバランスが取れるので、統一感が期待できます。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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