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季節の二極化が進むとカジュアルな長袖シャツは不要になる
私の場合コロナ以降テーラードジャケットを着る機会が減少し、それに伴って長袖シャツの出番も少なくなりました。これはテーラードジャケットよりブルゾンなどのほうが使いやすく、加えて長袖シャツ単体のスタイルは難しいことにも原因があります。
近年の日本のサマースタイルでは長袖シャツよりTシャツや半袖シャツのほうが使いやすく、ビジネススタイルを除けば長袖シャツの出番はありません。私はリネン長袖シャツを着用することもあるのですが、それでも暑すぎる場合はやはりTシャツを着用します。
ウィンタースタイルにおいても、長袖シャツはコート類などのアウターと相性があまり良くない印象です(ウエスタン デニムシャツはOK)。また長袖シャツは防寒性が低いので、タートルネックなどのニット類やトレーナーなどと合わせるほうが冬らしいスタイルになります。
そして今年のような短い秋や春が通年化すると、長袖シャツ単体のスタイルはさらに必要性が低くなります。何故ならばその時期は1日の気温差が大きいので、Tシャツ+ショートブルゾンなどのほうが体感温度の調節に適しているからです。
実際のところ長袖シャツを着用しなくても、Tシャツ+トラックジャケットなどの組み合わせで春・秋の気候は十分乗り切れます。また長袖シャツはTシャツやブルゾンと異なり、洗濯とアイロンがけの両方が必要という欠点もあります。
近年のカジュアル化の流れで省略されたアイテムはネクタイから始まり、スーツやテーラードジャケットにも及んでいます。その流れにおいては、長袖シャツを使わないスタイルも加速すると思われます。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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