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ダウンベストはオシャレ着としての意味はありません
世の中には身につけるとカッコ良く見えるアイテムも存在しますが、ダウンベストはそれには該当しません。それでも多少はスタイリッシュな外見に仕上げることも可能ですが、基本的には実用品といった位置づけが適切かと思われます。
またアウターとして使用する場合、腕の防寒ができないので真冬には着用できません。したがって春先や秋口などの限られた季節しか使えないアイテムでもあります。加えてインナー ダウンは防弾チョッキ風の外観になるので、お世辞にもカッコ良いとは言えません。
ダウンベストとデニムブルゾン(Gジャン)の組み合わせは、アメカジ ファッションで見かけるコーディネートです。これも外気温が10℃以下になると首や腕が寒いので、12月~2月は避けざるを得ません。
参考までにデニムブルゾンをウィンター スタイルで使うのであれば、タートルネックと合わせることをオススメします。このスタイルでは肌着と合わせて3枚の長袖を着ているので、ダウンベストよりは全体的な防寒性が高くなります。
防寒性を考慮するのであれば、肉厚のニットウエアと合わせる方法もあります。ただし、風が強い場合は腕が寒い欠点があります。また暖房が効いた地下道を歩くと暑く感じられ、ダウンベストを脱いだほうが快適と言えます。
上記のコーディネートであれば、ダウンベストの代わりにコートを着たほうがエレガンテな外観になります。さらにダウンベストがジャストフィットの場合、ニット素材が厚いと少々窮屈に感じられます。
いずれにしてもダウンベストは他のアウターで代替可能なので、無理をしてまで着用する必要はありません。しかしながら一日の寒暖差が大きい季節に、屋外で行動する場合は比較的有効なウエアであると思います。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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