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スーツとタートルネックのコーディネートはカジュアル スタイル限定
ビジネススーツとカジュアルスーツは別物でございます。例えば上記のような高級スーツ(セールで購入)であっても、外観上カジュアルスーツに分類されます。しかしながら多くの方々はこれらを混同されているようです。
ビジネススーツにはウール素材・ダークネイビー(暗色)またはグレー・細いストライプといった制限があります。そしてコットン素材・ブラウン・ウィンドウペーン(格子柄)などはカジュアルスーツに分類され、一般企業にお勤めの方々には向きません。
そもそもスーツ=ビジネスというのはひと昔前の固定概念であり、これが「ビジネス スーツにタートルネックはアリか?」といった意味不明の議論の原因となっています。そして結論から言えば「無し」ということになります。
タートルネックはカジュアルアイテムなので、一般的なビジネススタイルとは相容れません。しかも冬季はシャツ+ネクタイのビジネススタイルが確立しており、あえてカジュアル寄りのスタイルに変更する意味もありません。
その一方で冬用のカジュアル スーツの場合、タートルネックは非常に合わせやすいアイテムと言えます。何故ならフランネル素材などの起毛素材スーツは、ネクタイやシャツが合わせにくい上に選択が難しいからです。
ウール素材のカジュアルスーツの場合、黒タートルネックと黒革靴の組み合わせが最も容易です。この2つのアイテムは合わせるスーツの色や柄を選びません。そしてこれがシンプルで見栄えのする基本のスタイルになります。
白タートルネックも黒と同様にスタイリングが容易です。白の場合は黒より柔らかい印象になるので、婚活などの初対面の女性と合う際などに適しています。いずれにしても、黒と白のタートルネックはハズしようがない鉄板アイテムです。
冬用テーラードジャケットもインナーの選択が難しいアイテムです。これもタートルネックと合わせることで、比較的容易にスタイリングを向上させることが可能です(上級者向け)。
オシャレに関心が高くカジュアルスーツやテーラードジャケットをお持ちの方々の場合、タートルネックは容易に取り入れることができると思います。逆にそうでは無い方々の場合、タートルネックは特に必要としないアイテムです。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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