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伊勢丹新宿店メンズ館でオーダーシャツを作りました
私は普段は15,000円程度のイタリアン シャツをセールで購入しております。しかしイタリアのシャツは袖丈が5cmは長く、エレガンテに着こなすためには袖丈を修正する必要があります。また体を鍛えているので、既製品でジャストフィットのシャツを探すことは困難です。
そういった理由もあり、ネクタイを締めるスーツ用のシャツはオーダーで作っております。そして先日9年ぶりに新宿伊勢丹でオーダーシャツを作りました(税込26,950円)。前回はビジネスシャツでしたが、今回は夏向けの茶色のリネンシャツにしました。
リネンシャツの場合は色合いが重要なのですが、そのようなエレガンテなイタリア製の既製品は価格帯が高めです。それであれば価格帯が近いシャツをオーダーするほうが満足度が高く、加えてリネンシャツは価格が高めでも寿命が長いので今回作ってみた次第です。
当然ながらオーダーシャツは細かい指定をすることが可能であり、例えば第2ボタンの位置を上にズラして第1ボタンを外した時に胸元があまり大きく開かないようにしました。それでもオプションは何も追加しないベーシックな仕様となっております。
またカフスの周囲長は左手を1cm長くし、アップルウオッチや直径39mm以下の腕時計であればカフスに収納できるようにしました。ちなみスポーツローレックスなどの大型腕時計は1cmでは足りず、2cm以上にすると袖先の左右不均等が顕著になるのでオススメできません。
オーダーシャツは、ベーシックで普遍的なデザインに仕上げることが基本となります。オーダーだからと言ってタブカラーのような変わった襟にしてみたり、着慣れない色や柄を選んだりすると高確率で満足度が下がります。
何故ならデザイン性が高いシャツは、企画の段階から素材や柄やシルエットなどを視野に入れているからです。それを一般の方が部分的にシャツのデザインに取り入れたとしても、予想していたものとは違う仕上がりになってしまいます。
ちなみにオシャレ初心者の方々が好むクレリックシャツは、あまり高価そうに見えないことに加えてシャツ単体ではコンビニの店員さん風の外観となります。私も過去に何度か着用してみましたが、結局単色のシャツに落ち着きました。
オーダーシャツは1万円台で作ることも可能であり、スーツスタイルを得意とされる方は一度は通る道でございます。ビジネススタイルにおいても、既製品より外観や着心地が良いので試されてもよろしいかと存じます。
6月9日追記:
茶色のリネンシャツが具合がよろしかったので、色違いでもう1枚注文いたしました。色は結構悩んだのですが、薄緑色を選択しました。この生地は緑の他に白も混じっているため、緑や白のアイテムと合わせようかと考えています。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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