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メンズ コーディネートにおけるベルトの重要性
スーツ スタイルにおいてベルトは必ず着用する必要がありますが、カジュアル スタイルとなると軽視されがちなアイテムでございます。そしてベルトは、着用するか否か程度の認識しか無いのが現状です。
それはベルトが隠れるシャツの裾を出すスタイルなどでは気にする必要が無いことにも起因しています。しかしながら裾がラウンドカットされている長袖・半袖シャツは、裾をパンツに入れるスタイルが前提なのでベルトが見えることになります。
とは言っても夏季におけるカジュアルスタイルはTシャツが中心的存在なので、ベルトは出番が少なくなります。そのような観点からも、オシャレに関心が少ない方々にとってそれほど重要なアイテムではありません。
しかしスタイリングのレベルの上昇に伴い、体の中心に位置するベルトは腕時計以上に重要なアイテムとなってまいります。特に茶色の革ベルトはカジュアルスタイルにおいては無くてはならない存在と言えます。
ベルト幅は2.5~3.0cmが最も合わせやすく、なかでも金属の装飾が付いたウエスタンベルトはイタリアを中心に人気があります。このタイプのベルトは比較的入手が容易で、アメリカンカジュアル アイテムを取り扱う店舗でも購入可能です。
黒色革ベルトはスーツスタイルでは定番ですが、カジュアルスタイルでは今ひとつ使いにくい印象です。ブルージーンズとも合わせにくく、スニーカーとの相性もあまり良くありません。
ロゴデザインなどよりブランドを強調できるハイブランドのベルトは、優秀なアクセントとなり得ます。またハイブランドのアイテムを最初に購入するのであれば、バッグや革靴よりは安価な革ベルトがオススメです。
ただしブランドロゴ デザインのベルトを着用する場合、それ以外のアイテムはブランドが識別できないものを合わせないと過剰になります。そしてこのようなベルトは、シンプルなスタイルのほうが引き立ちます。
柄物ベルトではチェック柄が多くのアイテムと合わせやすいと思います。特に同系色で構成されたチェック柄は、単色ベルトと同様に扱うことが可能です。その場合、他のアイテムを無地とするとベルトの存在感を強調することができます。
ちなみに革ベルトは劣化が目立ちやすいアイテムなので、革靴と同じくローテーションが必要です。またメッシュベルトや布ベルトあるいはスライド式(ベルト穴無し)ベルトは、あまりオシャレ向きでは無いと考えています。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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