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秋向けオーバーシャツ(シャツジャケット)のメンズコーディネート
オーバーシャツはshirt over shirtの略で、シャツの上から着用可能なシャツを意味します。素材は長袖シャツより厚く、シャツに近い形状ですがその多くはストレートカットの裾です。したがって裾は出して着用することが前提です。
またブルゾンと違って胸ポケットが配置されるなど、シャツのデザインが継承されています。とは言ってもそれらの違いは厳密では無く、シャツジャケットと呼ばれる範疇のウエアと解釈しても良いと思います。
一般的に40代以上の男性の長袖シャツの裾を出す着こなしは、だらしない外見になる可能性が高くなります。加えてジャケット代わりに前ボタンを開ける着こなしも、裾が風に舞うなどして子供っぽく見えたりします。
したがって長袖シャツの裾を出すのであれば、オーバーシャツが理想的なウエアと言えます。しかしそこまで長袖シャツの形状にこだわらなくても、トラックジャケットや薄手のブルゾンで代用するほうがスタイリングは簡単です。
長袖シャツの上から着用する本来の意味のオーバーシャツは、外見を含めてブルゾンと大差はありません。しかし寒暖差が大きい晩秋や春先には、脱いでもかさばらないので体感温度調節には適したウエアと言えます。
一般的なオーバーシャツは、Tシャツの上から着るスタイルが主流であると思われます。その場合はTシャツの裾をインするかアウトにするか迷うところです。前ボタンを開けるのであれば、Tシャツのデザインにも依存しますが裾はアウトしたほう自然です。
秋も深まるとTシャツの裾を出す着こなし方法は肌寒いので、インをしたほうが実用的です。その上でオーバーシャツの前ボタンを留めれば、実用性も兼ねたオーバーシャツのコーディネートになります。
いずれにしてもオーバーシャツは、長袖シャツで代用は可能です。また劇的にカッコ良くもなりませんが、比較的安価で持ち運びにも便利なカジュアルウエアなので試されても良いかもしれません。
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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