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革靴は疲れやすいので5キロメートル/日の歩行距離が目安

メンズ レザーシューズ
オシャレは我慢などと言われておりますが、それにも限界は存在します。例えば外気温は概ね0~30℃の範囲内が適切であり、その範囲を外れる場合は実用的なファッションが優先となります。そしてシューズもそれは同じです。

私は外出時のファッションでは革靴を多く履いていますが、それは外観を優先しているからです。歩きやすさを考慮すればスニーカーのほうが圧倒的に楽です。したがって多少の無理をして革靴を履いております。

また同じ距離を歩行したとしても、革靴とスニーカーでは膝や腰への負荷が異なります。多くの革靴はスニーカーと比較してクッション性に劣るので、足以外への疲労が蓄積されます。

その疲労度がどの程度の歩行距離で違いが出るかと言えば、私は5キロメートがひとつの目安であると考えています。これはIphoneなどを日常的に持ち歩かれる方であれば、多少の誤差はあるもののアプリで確認可能です。

参考までに日常的な歩行距離は地域差があり、私が生まれた群馬県は自家用車の所有率が高い関係で数十メートルの移動でも車を使用することがあります。逆に公共交通機関が発達している都内は、連続して1キロメートル以上歩くこともあります。

恐らく5キロメートルは都内で内勤されている方の1日の最大歩行距離に近いと思われます。この距離以下であれば、革底の革靴でも足の疲労はそれほど感じないと思います。また同じく休日の外出も同様の距離と推測されます。

無論これは着座している時間にも依存し、立ち仕事が多い方々などはそれ以下の距離でも疲労を感じると思います。そして5キロメートを超えると、革靴は疲労度が二次曲線的に上昇します。

したがって外回りの営業職などの方々は、雨天も考慮すればエレガンテな革靴を履くことは困難です。かと言ってスニーカーを履くことを躊躇するケースもあるので、靴の選択には悩まれているかと思います。

そこで革靴スニーカーがオススメ……などと、一般企業の勤務経験が無いファッションライターが書き立てるわけです。しかしビジネススタイルでは、快適さを優先できない場合が多々あります。

そして革靴で長距離を歩行されたり疲労を感じられる方は、通勤用シューズと仕事用のそれを分ける方法が良いと思います。それは現時点においてビジネスと歩行を両立した万能シューズは存在しないことが理由です。

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ちなみにカジュアルスタイルにおける茶のレザースニーカーは、比較的合わせやすく歩きやすいアイテムではあります。その一方で黒のレザースニーカーは使いにくいので、黒革靴を代替としたほうがエレガンテな外観となります。

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