海外通販で失敗しやすく後悔しがちなシューズ類

ヨーロッパ製シューズ
私は多くの靴を海外通販で購入しており、そしてその3割程度は失敗しております。そのほとんどの失敗はサイズに関連するもので、痛くて履けないというのが大きな原因となっています。

靴を通販で購入する場合、衣服とは違って毎回ほぼ予想通りの外観の品物が届きます。しかし靴はサイズやフィット感が重要な要素で、これが満たされないと外観が優れたものであっても着用することができません。

実際のところ国際基準のサイズ表記であっても、靴はブランドによって大きさが異なります。したがって試着して購入するのがベストなのですが、海外通販で安価に購入できる場合があるので勝負に走ってしまうわけです。

さらに購入して歩いてみたら当たって痛くなったり、踵が抜けたりすることが多々あります。しかし海外通販では関税が発生するケースがあるので、簡単に返品・交換というわけにもまいりません。

私の場合は日本人に多い幅広+細踵+甲高という足型に原因があります。基本的にヨーロッパのシューズ ブランドは長方形の木型(足型)を採用しています。したがってその木型で私が履くと小指や親指が当たることになります。

イタリア人と日本人の足型の比較
参考までにフランス製の靴はサイズ表記がUKサイズとは若干異なることに加え、より長方形に近く皮革も手強い印象です。したがってParabootやJ.M.WESTONなどは幅広の足の方にはあまり合わない可能性があります。

また海外ブランドのスニーカーであっても靴底が固すぎたり、表記サイズと異なるデザインのものがあります。これらは足型にかかわらず歩行で疲れを感じるなどして、最終的に履かなくなることもあります。

その一方でヨーロッパ人の長方形の足型に近い方々は、痛みをあまり気にされたことが無いと思います。そのような方々はヨーロッパのサンプルサイズであるUK8(EU42・JP27cm)から外れたサイズはお買い得かもしれません。

いずれにしても近年は海外ブランドのシューズは価格が高騰しています。その反面、品質やデザインが向上しているわけでは無いので無理をしてまで安価な海外通販で購入する必要は無いと思います。

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