女性用機械式腕時計の欠点は竜頭操作

Apple Watch
私はレディース腕時計は高級品であってもクオーツが良いと考えております。その理由は女性にとっての腕時計は服に合わせる単なるアクセサリーであり、男性特有の趣味やステータスとしての側面が低いからです。

さらに機械式腕時計はクオーツ式より不正確で止まるという宿命を抱えており、お出かけ時に止まった腕時計の時間を合わせるなどと面倒なことは女性は好みません。また機械式腕時計の厚みは服装に合わせにくい場合があります。

その一方でバブル時代を経験された女性に多く見られるのが、ROLEXのオイスター パーペチュアル(特に18金コンビ)でございます。当時はこの腕時計がステータスでもあり、その時代を過ごされた年代の方々には今でも人気があります。

そういったなかで先日、知り合いの女性が腕時計を新品で購入されました。お値段は100万円を大きく超えますが、日付無しのクオーツ式でございます。これを男性が聞くと「そんな高価な腕時計でクオーツ式はもったいない」となります。

しかし彼女は平然と「ネイルが割れる機械式とか日付とかあり得ない」と仰られました。確かに機械式腕時計では日常的な、竜頭を引き出す操作には爪を使います。しかしそれによって、せっかく綺麗にしたネイルが傷つくとのことです。

加えてクオーツであっても日付機能が搭載されていると、2ヶ月に一回は竜頭を引き出して操作が必要になります。仮にネイルを綺麗にした後で日付がズレていることを発見しても、竜頭を操作して日付を修正するとは思えません。

竜頭の操作は男性用でも意外と面倒で、爪を使わないプッシュ式に変更できないかと思うことがあります。結局のところネイルケアが一般的となった現代の女性にとって、竜頭操作は欠点以外の何者でもないようでございます。

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ROLEX(ロレックス)から卒業いたしました

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