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ジップアップ セーターは使いやすいが人気が無い
セーター類のなかでも前部ジッパー付き(首上部まで)のものは使いやすい印象です。その大きな理由は、頭からかぶるタイプ(プルオーバー)のセーターより脱着が容易なことが挙げられます。
プルオーバー タイプのセーターは脱着の際に髪型(女性の場合はお化粧も)が崩れるので、コーディネートの完成後にそれらを整える必要があります。したがって気が変わって他のセーターに着替えたりするのが煩雑です。
この点においてジップアップ セーターは優れており、インナーの変更でも頭髪の乱れなどを気にする必要がありません。次にジッパーの開閉度合いを変更することにより、体温調節が可能なことが挙げられます。
これは特にタートルネックの代替として、暖房の効いた屋内で威力を発揮いたします。屋外ではジッパーを上げてタートルネックのように使い、屋内では首元まで下げてVネックセーターのように使うことができます。
上記のような理由から、以前私も着潰すまで使っていたことがあります。しかしあまりカッコが良いものが無かったので、最近ようやく新たに購入した次第です。またセーター類の中では人気が無い部類にも入ります。
カッコの良さに関しては肉厚ウール素材でタイトフィットのデザインが良いのですが、一般的なものは薄い素材でシルエットが緩いのが現状です。またカッコの良さは体型にも依存するので、それも人気が無い理由です。
それであればトラックジャケットで良いのでは、とお考えの方もいらっしゃるかと思います。しかしトラックジャケットはスポーツ由来でカジュアル色が強く、フランネル素材のパンツなどと合わせることが困難です。
結局のところジップアップ セーターは一般向けとは言い難く、また一撃でカッコ良くなるアイテムでもありません。しかしタイトな感じでセーター類を着こなせる方であれば、試される価値は十分あると思います。
このアイテムの着こなしにおいては、肌着をヘンリーネックシャツとすると良い感じです。それはジッパーを首元まで下げた際に見えるシャツのボタンが、アクセントとなって肌着に見えにくいからです。
参考までにセーター類の袖が長すぎてダブつく場合(特にイタリア製)、先端のリブ部分を外側に折り返すとスッキリして見えます。加えて、こうすることによって腕時計などのハンドアクセサリ類を露出させることも可能になります。
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La Martinaのジップアップ セーターを購入しました
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経歴:FerrariやRolls-Royceなどの高級輸入車の整備解説書・取扱説明書の翻訳者を経て、 政治家・芸能人・弁護士などのパーソナル スタイリングを担当。1966年生まれ。【言語:TOEIC840・初級イタリア語】
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