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ダブルポケット シャツのメンズコーディネート

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両胸にポケットを配置したダブルポケット シャツは、シャツ単体のカジュアルスタイルにおいて比較的使いやすいアイテムでございます。またそれらのポケットには、ボタンあるいはフラップが付いているのが一般的です。 加えて胸ポケットの容量が小さいことも多くフラップも飾りであり、それらの実用性は低いので単なるデザインの一部となっています。そしてそのデザインにより、上記のようなチェック柄シャツでも活動的な人物に見える特徴があります。 ウエスタン デニムシャツは代表的なダブルポケット シャツです。その両胸のポケットの多くにはスナップボタン付きのフラップが取り付けられています。またブルージーンズとのコーディネートが最も一般的です。 作業着由来のこのシャツは、体を鍛えている方々には強烈にお似合いになります。特に上記の色味のブルーは最も人気があり、そして着こなす際にはだらしなく見えないようにシャツの裾はパンツにインをします。 バッファローチェックのフランネルシャツも作業着(ハンティング)由来であり、北米地域では広く認知されています。このシャツのポケットは大きめの場合が多く、これはタバコなどを収納する実用目的の名残りと思われます。 上記は正統派と言える着こなし方法で、北米であればこのコーディネートで山間部で作業などが行われています。またそのシャツの由来上、どちらかと言えば都会よりカントリーサイドのほうが景色に馴染むスタイルと思われます。 裾を出すタイプのダブルポケット半袖シャツは、夏には活躍するアイテムです。その一番の利点は素肌の上に着用しても両胸ポケット部分の生地が二重なので、乳首が透けないということが挙げられます。 40代の皆様が着こなす際には長いパンツ(リネンやサマーウール素材)+革靴などの組み合わせがオススメです。ただし一般的な長袖シャツ同様に、洗濯やアイロンがけなどのお手入れが必須となります。 シャツの裾をインする着こなしの場合、ベルトを着用するほうが全体的なバランスが良くなります。さらに半袖シャツはTシャツやポロシャツより上位に位置するアイテムでもあり、ある程度の体型補正効果も期待できます。 いずれにしてもダブルポケット シャツは左胸ポケットシャツよりカジュアル寄りですが、シャツを主体とするスタイルでは有効なアイテムと考えられます。た...

茶色のビジネスシューズは使いにくい

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私は様々なシューズを購入して試してはいるのですが、茶色の紐革靴は例外として持ってはおりません。それは一般的なスーツスタイルにおいては、黒革靴が最も使いやすく合わせやすいと考えているからです。 ファッション誌などではグレースーツに茶革靴を合わせるスタイルをよく見かけますが、実際にはそういったスタイルのビジネスマンは少数派です。その要因としては、スーツスタイルの茶革靴は足元が目立ちすぎるという点が挙げられます。 また一口に茶色と言っても濃淡が様々で、色が薄くなるほどスーツスタイルに合わせにくくなります。さらに革靴とベルトの色を合わせるという観点においても、それらの色味を同一にすることが難しい場合があります。 加えて茶色のビジネス用革靴には、色褪せや雨ジミの問題があります。これらは日常的にお手入れをしても避けられません。そしてよほど外観に優れた高価な茶革靴でも無い限り、皮革が安っぽく見えるという欠点もあります。 とは言っても都内の通勤電車では茶革靴をお履きの方々は必ずお見かけします。しかしながらそのような方々の半数以上は身だしなみにあまりご興味が無い様子で、色褪せや擦り切れが目立って安価な革靴であることが一目瞭然です。 それらの革靴は量販店などで購入されたものと推測され、特にキャメル色の場合は絶望的に足元が安く見えます。恐らくご本人もカッコ良いとは思っていないのでしょうが、なかには履き続けて型崩れしている方もいらっしゃいます。 その点においても黒革靴の色褪せや雨ジミは、外観からはほとんどわかりません。また履き続けてシワが寄っても、茶革靴のそれほど外観が悪化しません。さらにお手入れも容易であり、靴墨(クリーム)で外観はある程度復活します。 以上のような理由から茶色のビジネスシューズは不要であると考えております。逆にカジュアルスタイルにおいては、衣服の色数が増えるので黒色より茶色の革靴のほうが使いやすいと思います。

Felisi(フェリージ)のクラッチバッグを購入しました

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先日良い感じのキャンバス素材のクラッチバッグを通販のセール品で見かけたので購入いたしました(9,990円)。サイズは42cm×29cmなので少々大きめではありますが、キャンバス素材ということもあって軽量でストラップも付いております。 【20日24h限定ポイント10倍】 フェリージ バッグ ビジネスバッグ ブリーフケース トートバッグ FELISI 12/39 DS 選べるカラー posted with カエレバ 楽天市場 Amazon Yahooショッピング フェリージは国内で知名度が高いイタリアのレザーブランドでございます。特にナイロン素材と皮革を組み合わせた軽量でデザイン性が高いビジネスバッグは、40代メンズの方々にも人気があります。 今回購入したクラッチバッグは、2019年に展開されていたCIMOSSATOシリーズの一部です。他にもトートバッグなどもラインナップされていたようですが、キャンバス素材とレザーの組み合わせがシリーズの共通点です。 このバッグは前回購入したドキュメントバッグとは異なり、容量が大きいので嵩張るアイテムも持ち運ぶことが可能です。したがって普段の外出でも使用することができます。 【関連記事】 VALEXTRA(ヴァレクストラ)のドキュメントバッグを購入しました

テーラードジャケットと半袖シャツのコーディネートは袖を折り返す

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夏になりますとテーラードジャケットの出番が減少いたします。これはジャケットを着用すると暑いという理由ですが、それはジャケットの下に長袖シャツを着ることが前提というスタイルにも原因があります。 その一方で半袖シャツとテーラードジャケットは、一般的には合わせないということになっております。その理由はジャケットの袖から長袖シャツの袖が見えないことや、腕の汗で袖の内側が不快に感じるということなどが挙げられます。 とは言ってもテーラードジャケットを着用した外観上は、長袖シャツでも半袖シャツでもほぼ同じであります。したがって私は半袖シャツでもテーラードジャケットを着用することがあります。 ただしその場合はテーラードジャケットの袖ボタンを外して袖を折り返し、カジュアルな印象を強調しています。またそうすることにより、袖先が開いて袖の全長が短くなるので腕の通気性が向上して腕が汗をかきにくくなります。 このスタイルのさらなる利点はジャケットを着用しても手首が完全に露出するので、腕時計を含むハンドアクセサリーが袖に隠れないことも挙げられます。これによって腕時計やブレスレットの存在感が引き立ちます。 しかしながらこれは、テーラードジャケットの袖が本開き(本切羽)の仕様になっている必要があります。逆に袖ボタンが外れない仕様のジャケットでこれをやると、袖先が大きく開かずに厚くなって暑苦しい外観になる場合があります。 その意味においてこの手法は、本切羽仕様のジャケットをお持ちの上級者向けになります。また袖先を大きく折り返して袖の裏地が見えるのは、あまりエレガンテとは言えないのでそのあたりの兼ね合いも考慮なければなりません。 いずれにしてもこのスタイルにおいて、腕の汗はそれほど気になりません。ジャケットの袖先からシャツが見えないという欠点も、ハンドアクセサリーで補うことが可能なので試す価値はあるサマーカジュアルスタイルと言えます。 【関連記事】 袖まくりを前提とするテーラードジャケットの本切羽(開き見せ)

リッチに見せる半袖シャツのメンズコーディネート

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以前はダサいと言われていた半袖シャツも、現代においては素材もデザインも変化して外観が向上しております。そして40代の皆様の場合はTシャツと長袖シャツの中間に位置する使い勝手の良いアイテムと言えます。 ただし着こなし方法に関してはいくつか注意点があり、リッチに見せる場合は雑なコーディネートは避ける必要があります。特にジャケット代わりにシャツの前ボタンを開ける着こなし方法は、子供っぽく見えるのでNGとなります。 短パンはリッチに見せることが難しいので、長いパンツを合わせることが基本となります。その場合も夏向けなのでタイトなシルエットは避け、シアサッカーパンツやリネンパンツなどの緩めのパンツが適切です。 シューズはローファーなどの革靴が理想的であり、スニーカーはカジュアル色が強すぎるので半袖シャツとは合いません。上級者の方であればエスパドリーユでも合わせることができると思います。 半袖シャツの裾をパンツにインする場合はレザーベルトが重要なアイテムとなります。ベルトの幅は3cm前後で、何らかの装飾が付いているとオシャレ度が向上します。その意味においてはレザーメッシュベルトでも問題ありません。 以上のような項目が主な注意点となりますが、半袖シャツとパンツはアイロンがけをしてあれば安価なものであっても高そうに見えます。むしろそれらの価格は外観からは判別しにくいので、高価なブランド品である必要はありません。 そして夏のコーディネートは待ってましたとばかりにアクセサリー類が活躍いたします。ただし大型ラグジュアリーウオッチや、貴金属・宝石アイテムを多用し過ぎるとリッチでは無く成金仕様になるので注意が必要です。 いずれにしてもこのようなサマースタイルは、夏向けのアイテムをテキトーに組み合わせてもそれなりの外観になります。半袖シャツは洗濯やアイロンがけが面倒な欠点もありますが、それを考慮しても試す価値はあると思います。

FIORIO(フィオリオ)のネクタイを購入しました

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最近グレー系のネクタイを探しておりまして、ちょうど良いものがあったので YOOX [FIORIO]「広告・PR」 にて購入いたしました(6,850円)。色味としてはシルバーに近い感じです。 Fiorio Milano FIORIO(フィオリオ)はネクタイやスカーフなどを中心に展開するイタリアのブランドでございます。国内ではネクタイの取り扱いが多く、イタリア製のネクタイとしては比較的お手頃な価格帯で販売されています。 このネクタイはシルク素材ですが、重量感があるヘビーオンスといった印象です。外見も肉厚なので、側面から見ると高級感があります。したがって巻き方としてはプレーンノットが適切かと思われます。 ちなみにグレーやシルバーのネクタイは、国内では冠婚用あるいはフォーマル向けなどと言われております。確かにそれはそうとも言えるのですが、実際にそのような機会は一生のうちに数回でございます。 そしてそういったルールを遵守した場合、この色のネクタイの出番はほとんどありません。逆にそれ以外の場面では着用できないといったルールも存在しないので、普通にビジネススタイルで使用する予定です。

長袖シャツなどのメンズインナーの透け対策は難しい

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メンズシャツの「乳首が透ける問題」と言われるものは、肌着販売促進の戦略性が関係していると考えております。肌着は真夏には売れにくいアイテムであり、透けるといったネガティブで日本人が気にするような語句は格好の宣伝文句となるからです。 同様に、本来ビジネス向きでは無いポロシャツやブラックスーツやリュックなどを流行させようとするのも販売戦略と考えられます。これらは流行やルールやマナーを作り出し、販売につなげるという国内アパレル業界が得意とするところであります。 参考までに欧米においては機能性肌着を着用するする習慣が無く、シャツ類は下着扱いということもあって仕方が無いといった風潮です。また日本ほど気にする人々も少なく、逆に無理をして隠すと奇妙に思われる場合もあります。 そして体型にも大きく依存し、胸が平面に近い方がジャストフィットのシャツを着用すると透けやすくなります。その意味においては、ベンチプレスなどのトレーニングで大胸筋を大きくすることによって目立たなくすることも可能です。 加えて冬季は毛穴が閉じるので、意外と夏季より目立ちやすい場合もあります。これは薄手のセーターと肌着の2枚の組み合わせで見られるケースもあり、コットン素材の厚手の下着であっても避けられないことがあります。 シャツの色としてはビジネスウエアをはじめとして最も多く使われている白が最も透けやすい傾向があります。これはシャツに限らずニットウエアも同様で、白より黒のほうが透けが目立ちません。 ビジネス用ワイシャツの場合は肌着を着用すれば、透け問題はほぼ解決します。しかし酷暑の夏に2枚着用した場合、透けを防いだところで体温上昇による不快感や、発汗のほうが見た目が悪いケースもあります。 近年この透け問題が表面化してきたのは、生地が肌に密着するジャストフィットのワイシャツが主流になってきたことが挙げられます。したがって、緩めのシルエットのワイシャツを着用するのもひとつの方法です。 また化学繊維の薄い生地も透ける要因となります。例えばオックスフォードと呼ばれるコットン100%の厚手の生地はカジュアル寄りですが透けにくく、汗をかいてもそこまで外観が悪化しません。 しかしそのような生地のワイシャツの価格帯は、1万円以上とビジネス用途としては高価な部類に入ります。逆にコットン100%を...

SIVIGLIA(シビリア)のドレスシャツを購入しました

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私の場合、長袖シャツはカジュアルシャツの割合が多くなっております。しかしビジネス向けのシャツが古くなってきたこともあり、 YOOX [SIVIGLIA]「広告・PR」 において購入いたしました(12,000円) SIVIGLIA(シビリア)は2006年創業のイタリアのパンツ専業ブランドでございます。当初はジョッパーパンツのデザインが特徴的でしたが、近年では細身のシルエットのイタリアンジーンズとして国内でも注目されるようになりました。 加えて同ブランドはイタリアの他のパンツ専業ブランドと同様に、パンツ以外の分野も手掛けております。そして今回購入したシャツも、国内では展開が無いと思われるドレスシャツです。 ネクタイを締める前提の長袖シャツは、首周りのサイズと袖の長さのバランスが難しい一面があります。イタリアのSサイズ(46相当)は37・38cmといった感じですが、身長170cmの日本人の場合は首周りがキツい場合があります。 このシャツは39cmなのでSサイズとMサイズの中間といった印象です。首周りはジャストフィットですが、袖が少々長いので5cmほど詰めることにしました。ちなみにイタリア製シャツの40cmは、完全なMサイズ(48相当)になります。

バッファローチェック ジャケットのメンズ コーディネート

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チェック柄アイテムのなかでもバッファロー チェックは認知度が高く、コーディネートのアクセントとして使いやすい傾向があります。とは言ってもほとんどのチェック柄はコーディネートが難しく、一般の方々がオシャレ目的で使ってもあまりカッコ良く見えません。 そういったなかでもバッファローチェック ジャケットは比較的見栄えがするアイテムです。このアイテムは初冬から春先までの4ヶ月ほどは着用可能で、その多くはウールなどの起毛素材が使用されているので防寒性も兼ねています。 アイテム自体がアメカジ スタイルということもあり、ブルージーンズやシャツと合わせることが多いかと思います。しかし淡色のジーンズとは合わせにくいことに加え、薄手のシャツでは防寒性が低いので厚手のシャツが必要となります。 またホワイトジーンズや、冬向けのアイテムでは無いチノパンとも相性は良くない印象です。さらに革靴のほうが合わせやすく、スニーカーを合わせるのであれば柄物を避けないとチェック柄と干渉して柄だらけのコーディネートになりがちです。 ダウンジャケットを除いてジャケットの防寒性は低めなので、インナーはニット類が適切であると思われます。特にタートルネックは、テキトーに合わせてもそれなりの外観となります。そして首の防寒性が低い弱点もカバーすることができます。 パンツはコットン素材より冬向けのウール素材のほうが上下のバランスが良くなります。これはこのような起毛素材のジャケット類に限らず、上半身と下半身の質感を揃えないと上下が分断されて統一感に欠ける場合があるので注意が必要です。 この柄のジャケットに合わせるパンツのなかでも、グレーのフランネルパンツは黒とも赤とも合わせやすいのでオススメです。そのようなパンツをお持ちの方であれば、革靴とタートルネックを組み合わせてオシャレ上級者に変身する可能性があります。 いずれにしてもバッファローチェック ジャケットのコーディネートは、試行錯誤が不可欠なので多種多様なアイテムが必要です。その意味においても初心者向けでは無いのですが、うっかりセール品などを購入された際にはお試しになられてもよろしいかと存じます。

ビジネス・カジュアルで使いやすいメンズ ライトコートの着こなし

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春・秋に活躍するライト(ウエイト)コートは便利なアイテムですが、それほど国内では普及しておりません。それはカジュアルスタイルにおいて春・秋にコートを着用する習慣が無いという点と、ビジネスアイテムとしての印象が強いという点が影響していると思われます。 それは欧米においても同様で、ライトウエイト ジャケットと呼ばれるカテゴリーは存在しますがコートに関しては見かけません。そして国内でライトコートと呼ばれるものは、欧米においてはレインコートなどと大雑把に分類されている模様です。 ライトコートは私の体験において、ビジネスとカジュアルの両方のスタイルで着用可能な数少ないアイテムでございます。さらに防寒といった実用性も兼ねているので、日の寒暖差が大きい花見や紅葉のシーズンにも適しています。 ビジネスシーンにおけるライトコートは主に防寒目的ですが、特に強風時に体温が奪われることを避けられます。とりわけ都心ではビル風が強いので、風を通すウール素材のスーツ単体では寒く感じられる上に外観上も寒々しく見えます。 加えて脱いでもかさばらず、急な降雨などにも対応する汎用性が高いビジネスアイテムです。さらにナイロン製の安価なものでもそれなりの外観になります。色はネイビーまたはブラウン(ベージュ)のものが最も使いやすいと思います。 カジュアルスタイルにおいてはブルージーンズでも合わせられるので、ほとんどのスタイルに対応していると言えます。またコートは一般的に外側ポケットの容量が大きく、内側ポケットもあるので小物の収納にも便利です。 例えば日常の外出着でパーカーやスウエットシャツなどを着用される方の場合、ライトコートを羽織るだけで見栄えが向上いたします。ただしコートにスニーカーは合いにくいので、ローファーなどのカジュアルな革靴が必要となります。 コートとパンツの色を合わせる手法は、ファッション上級者向けとなります。この場合に難しいのはインナーの選択で、Gジャンや高級感がある単色シャツなどが候補として挙げられます(上記はレザーシャツ)。 ライトコートを含むコート類は寿命が長く、流行にも影響されにくいので購入価値があるアイテムです。特にライトコートは外観から価格がわかりにくく、お手頃な価格帯でもあるので試されてもよろしいかと存じます。

ダークカラーのメンズコーディネート

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ダークカラー(暗色)のコーディネートは写真映りが悪いので、個人的には避ける傾向にあります。特に黒は素材の違いがわかりにくく、立体感も損なわれるのでほとんど着用しません。それでも冬季であれば上記がダークカラーのコーディネートといった感じです。 また暗色アイテムはテキトーに組み合わせても、それなりに見える場合もあります。とは言ってもある程度見栄えがするアイテムが必要であり、安価なもので揃えると辛気臭いコーディネートになるので注意が必要です。 参考までに上記が私にとって完成形に近いダークカラーのコーディネートで、ニットパーカーが重要なアイテムとなっています。そして写真としても天候が曇りであったため、レザージャケットの反射光が抑えられています。 暗色コーディネートは晴天時に撮影すると、風景と人物のコントラストが強くなりすぎる場合があります。そうなるとコーディネートが風景に沈んでしまうので、個々のアイテムの色や質感の違いがわかりにくくなります。 写真映りに関しては明るめのアイテムを取り入れるとか、日陰や曇天で撮影すると問題が解決することがあります。またコーディネートの面からは、暗色アイテムに明るい色彩のアイテムを加えると全体的なバランスが向上します。 この場合の明るい色彩のアイテムは、インナーあるいはマフラーなどのある程度の面積が必要です。これはダークスーツに派手なポケットチーフが小さく見えても、それほどカッコ良く見えないのと同じ理由です。 いずれにしてもダークカラーのコーディネートは一般の方々向けではありません。特に黒シャツといった地雷アイテムを使うと外観がさらに悪化するので、アウターのみをダークカラーとされたほうがよろしいかと存じます。

日本人によるサングラスのメンズ コーディネート

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日本人はサングラスをかける習慣が無いことに加えて根強い偏見があります。一般の方々はそれでも問題はありませんが、オシャレを目指す際にはサングラスの有無は重要な要素となります。何故なら男女を問わず太陽で眩しそうな表情によって、お顔の造形が台無しになるからです。 とは言ってもサングラスの知識が無いとお嘆きの方々が多くいらっしゃいます。それは日本のアイウエア業界に問題があり、フレームやレンズの形状を分類化し過ぎたり、顔に合わせるといった不要な選択肢を増やし過ぎたことが要因であると考えられます。 サングラスは眼鏡と異なり、基本的にはご自分のお好きなものを購入すれば良いと思います。特に最初の1本は比較対象が無く、迷ったところで最終的には衣服と同じで好みで選ぶことになります。 そしてサングラスもアクセサリーの一部である以上、エレガンテなスタイルに仕上げるためには靴やベルトや腕時計と同様で服装に合わせなければなりません。その理由から複数本が必要となります。 参考までにハリウッドスターのブラッド・ピット氏やロバート・ダウニーJr氏などは、様々なブランドで数十本のサングラスをお持ちになられているようです。加えて、近年のハリウッド映画ではアイウエア ブランドのタイアップも多く見かけます。 日本でサングラスと言えば黒フレームの印象が強いのですが、それはレイバンに影響されたものと思われます。同ブランドのサングラスは黒フレームが特徴的なモデルが多く、イタリアや国内の関西地域では根強い人気があります。 ところが黒フレームを東洋人が着用した場合、黒い頭髪と一体化してイカつい外見になります。これが国内において「カッコを付けている」と誤認される原因でもあり、結果として頭部だけが目立つコーディネートになりがちです。 私の経験上、黒フレームはメンズファッションに合わせやすいとは言えない印象です。それは黒スニーカーや黒カバンなどと同様で、単体で存在感があり過ぎるためです。したがってレイバンのウエイファーラーなどは初心者には向きません。 その一方で薄色レンズの黒フレームはイカつさが多少和らぎます。レンズは灰色や薄青などが入手しやすい色なのでオススメです。このようなサングラスは街中や、場合によっては屋内でも着用可能です。 茶フレームは黒フレームより外観が優しくなります...
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